人からどう見られるかが気になる方に知ってほしい心理学

心理学

あなたは、自分が他人からどう見られているかを気にしたり、気になったりした経験がありますか?特に、初対面の相手に対してそのような感情を抱いた経験はありますか?

 

今回紹介する心理学は、そんな悩みを抱える方に知っていただきたい心理学です。この心理学を知ることで、悩みが少しでも軽くなってくれたら嬉しいです。
結論から述べますと、「あなたが思っている以上に、他人のあなたに対する評価は高い」ということです。私がわかりやすくするためにだいぶ意訳してしまったので、原文も引用させていただきます。

 

”People like us more than we think they do,” Gus Cooney said. (2018)

 

つまり、自分の評価に関しては、自分自身のものよりも、相手からのものの方が高い、ということです。簡単にいえば、他人から嫌われてるかもと思ったり、初対面の人からどう思われているか心配することは、意味がないんです。

 

 

それでは、Cooneyらが行った実験の概要を解説していきます。

 

実験方法

初対面の2者に会話をさせる。このとき、話題は、実験者から与えたり、与えなかったりする。その後、自分自身と相手に対して会話の評価を行わせた。

 

初対面という条件は、被験者間の関係が構築されていない状態をつくるためだと考えられます。友人だったり、夫妻だった場合は、被験者の条件が統一できないため、初対面の条件は妥当です。
話題を提供するのは、会話が行き詰まることがないようにするためだと思います。シャイな人同士の場合だと会話の話題を提供した方が、円滑に実験を進めらると考えられます。

 

 

結論

自分自身に対する評価よりも、相手からの自分に対する評価の方が高かった。

結論は、つまり、自分のことを他人の方が高く評価しているということです。自分が周りの人から嫌われているかもと思い込むのは意味がないことなので、心配する必要はないということですね。
また、この結論に関して、Cooneyは、自分は社会的評価が低いと考えることは、不安や孤独感を感じることを増進させてしまうと補足しています。

 

 

まとめ

この実験から、初対面の相手に対して、自分はあの人から嫌われているかもと心配したり、周りの人から疎まれているかもと思い込むことは、不毛ですし、むしろネガティブな気持ちにどんどん陥ってしまうので考えるのをやめましょうと主張したいです。
このことに関して、Cooneyは、他人からの自分の評価を「心の声」に例えて、

“Be suspicious of this voice and its accuracy”「心の声とその正確さを疑え」

と述べています。

「あの人俺のこと嫌いじゃないだろうか」、「職場の人からどう思われているんだろう」といった心の声が聞こえてきたときは、その声は、正しいのか、なぜ聞こえてきたのかを考えてみてください。この心理学を知っておくことで、気持ちは軽くなるはずです。

 

また、余談ですが、人は、初対面でいい印象を相手に抱いたときはその記憶を保持し、特に印象が残らなかったり、悪い印象が残った場合は、次に会う機会で関係を修復しようとする傾向があることがわかっています。このことを踏まえると、第一印象で関係が決まるというのは、一概には言えませんよね。2回目、3回目と顔を合わせることが印象を改善できると思ったら、気が楽になりませんか?

 

以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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